こんにちは。&y JokersのChimuraです。
もし恋人からうつ病があるとカミングアウトされたり、お付き合いしている最中に何かきっかけでうつ病になってしまったらどうしたらいいか悩みませんか？
今回のブログでは、うつ病の恋人をメインにしていますが、うつ病の友人などへの接し方で悩まれている人もよかったら参考にしてみてください。
もし恋人がうつ病だったら？うつ病と言われたら？
うつ病というと、とても重い厄介な精神病と思う人もいるかもしれません。
ですが、うつ病は日本人の誰もがいつなってもおかしくない病気です。
差別や偏見を持たずに接するのがベストですが、実際のところどうしたらいいのかお話します。
共感と理解を示すことはとても重要
うつ病は“心の風邪”とも言われますが、本人の感情や気持ちはとても複雑に絡み合っています。
服薬などをしながら元気になろうと必死な人もいますが、「頑張って」などという無理に励ますことはしない方がいいです。
「頑張って」などと言われた日には「今頑張っているのに、これ以上どう頑張れはいいの？」と余計に本人を追い込むことに繋がる可能性があります。
励まされたことで、病状が悪化することも……。
相手の感情を無視せず、寄り添う姿勢を見せることがポイント。
コミュニケーションを取る
もし、彼(彼女)が話したい時は話を遮ることをせず、じっくり聞いてあげましょう。
もちろん、自分の無理のない範囲でOKです。
彼(彼女)の話を聞くだけでなく、自分の気持ちも伝えることで、お互いを理解しより良い関係を築くことができるでしょう。
自分の事を犠牲にしすぎない
うつ病の恋人を心配するあまり、自分の体や心を疎かにしすぎないようにしましょう。
例えば、夜遅くにLINEなどが来て話をすることが増えれば、寝不足などになり自分の生活に支障をきたすこともあるかもしれません。
また、お付き合いが長ければ家事や買い物のお手伝いをしてあげることもありますよね。
恋人のフォローをしてあげることは、最初は続くかもしれませんが、回数が増えるとしんどくなってしまい関係性が悪くなることも…。
あくまでも自分の無理のない範囲で、サポートしてあげることがベストです。
お互いプライベートな時間を持つこと
病気に関係なく、相手にも一人の時間が必要です。
頻繁に連絡を取り続ければ疲れてしまい、共倒れすることもあります。
お互いに丁度いい距離感を見つけてお付き合いし、サポートしあうことが大切です。
忍耐強く接する
うつ病の治療は時間がかかることが多いです。
半年から1年で社会復帰する人もいれば、生活保護などを受けて長く治療する人もいます。
病気の治療が長くなり「やっぱり無理…」と思って見捨ててしまう人がいるのも現実です。
ですが、忍耐強く彼(彼女)を支えて一緒に乗り越えることで、信頼関係を築くこともできるでしょう。
精神科などの専門的な治療を受ける
もし、恋人が通院や適切な治療をしないままでいるようなら、「一緒に病院へ行こう」といって精神科やカウンセリングルームへ行くことを促してみましょう。
うつ病に限らず、精神的な病気も放置しておくと悪化して治療が長引いてしまうことが少なくありません。
また、異変を感じておかしいなと感じたら、彼(彼女)を病院に連れていく前に専門の相談機関に相談するものありです。
&y Jokersのように24時間無料でLINEやメールなどで相談を受け付けている窓口もありますので、ぜひ活用してみてください。
このブログを書いた人
Chimura Sachie
障害者能力開発ボランティアチーム『&y Jokers』の代表
代表自身も精神疾患もち。
主に広報・チャット運営、Webやデジタル関係の担当。
